蓄電池モジュールとは?
ちくでんちもじゅーる
蓄電池モジュールとは、複数のバッテリーセルをまとめてユニット化し、制御回路とともにパッケージした電力貯蔵の基本単位です。
蓄電池モジュールとは、電気を化学エネルギーとして蓄え、必要なときに取り出せる蓄電池(バッテリー)を構成する中間的な組立単位です。最小単位である「セル」を複数まとめて直列・並列に接続し、電圧や容量を所定の仕様に合わせたうえで、筐体や電池管理システム(BMS)とともに一体化したものがモジュールと呼ばれます。
蓄電池の階層構造は一般に次のように整理されます。
- セル:電気化学反応が起こる最小単位
- モジュール:複数のセルを束ねた中間ユニット
- パック:複数のモジュールをまとめた最終製品
主な用途は電気自動車(EV)・産業用定置型蓄電システム・家庭用蓄電池・再生可能エネルギーの出力変動平準化などです。リチウムイオン電池が現在の主流ですが、全固体電池や次世代素材への移行が研究されており、モジュール設計も進化しています。
モジュール化の利点は、故障した部分だけ交換できる保守性の高さと、必要な容量に合わせてモジュールを増減できるスケーラビリティにあります。社会の電動化と脱炭素化が進む中で、蓄電池モジュールは電力インフラの重要な構成要素となっています。
使い方・例文
電気自動車のフロア下には、多数の蓄電池モジュールをパックとして搭載しており、BMSが常時各モジュールの状態を監視して安全を確保しています。
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