本文へスキップ

荷葉とは?

かよう

荷葉とは、ハスの葉のことで、中国料理や漢方医学で古来より食材・薬材・器として幅広く用いられてきた植物素材です。

荷葉(かよう・かよふ)とはハス(蓮・Nelumbo nucifera)の葉を指す言葉で、中国語・日本語の古典表現でも用いられます。丸く大きな葉は直径が数十センチメートルに達するものもあり、水をはじく撥水性が高いことでも知られています。

中国料理では荷葉を食材の包み紙として活用する調理法が伝統的に発達しており、「荷葉蒸飯(ホーイップファン)」や「荷葉鶏(ハスの葉包み蒸し鶏)」のように、もち米や鶏肉などをハスの葉で包んで蒸す料理が広東料理をはじめ各地に見られます。葉の香りが食材に移り、独特の風味を生み出します。

漢方医学においても荷葉は重要な生薬のひとつとされています。主な作用として以下が挙げられます。

  • 清熱・止血:体の熱を冷まし、出血を抑える
  • 昇発清陽:消化機能を助け、気を上昇させる
  • 減脂・ダイエット効果:近年では脂肪の吸収抑制への関心も高まっている

日本でも荷葉茶(ハス茶)として飲用されることがあり、健康食品素材としても注目されています。芸術・文化の観点では、荷葉は絵画・陶磁器の意匠や和歌・漢詩に頻繁に登場する題材であり、清廉・高潔の象徴として用いられてきました。

使い方・例文

広東料理の点心では、もち米・干しエビ・豚肉などを荷葉で包んで蒸した「荷葉飯」がよく知られており、葉の香りが素材に移って独特の風味を生み出します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「かよう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語