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茶碗の拝見とは?

ちゃわんのはいけん

茶碗拝見とは、茶道の席において客が使用した茶碗を手に取って鑑賞する作法のことです。

茶碗拝見(はいけん)とは、茶道の席(茶事茶会)において、亭主が点てたお茶を飲み終えた後に、客が使用した茶碗を改めて手に取り、その形状・釉薬・景色(見どころ)などを丁寧に鑑賞する一連の作法のことです。

拝見の流れは、おおむね以下のように進みます。

  1. 正客(しょうきゃく)が茶碗を返した後、亭主が清めて正客の前に差し出す
  2. 正客は茶碗を両手で受け取り、畳の上に置いて改めて鑑賞する
  3. 茶碗を傷つけないよう、必ず畳の上に置いた状態で鑑賞し、持ち上げる際は慎重に扱う
  4. 次客・末客へと順に回し、全員が鑑賞する
  5. 拝見後、正客は亭主に茶碗の銘(めい)や作者・窯名などを尋ねる

茶碗は茶道具の中でも最も重要な道具のひとつとされます。拝見によって客は茶碗の産地・作家・時代背景などを知り、亭主の取り合わせの意図や心配りを感じ取ります。茶碗の拝見は、単なる鑑賞にとどまらず、亭主と客が茶の世界の美意識を共有する対話の場でもあります。

使い方・例文

茶会の席で「お茶碗を拝見させてください」と正客が申し出ることで拝見が始まり、茶碗の銘や由来についての会話が亭主と客の間に生まれます。

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