拝見とは?
はいけん
拝見とは、「見る」の謙譲語で、自分が目上の人や相手のものを見ることを丁寧に表現する日本語の敬語表現です。
拝見(はいけん)は、「見る」「読む」「聞く」の謙譲語にあたる日本語の敬語表現で、自分が相手のものを見たり読んだりする行為をへりくだって言い表す際に用います。「拝」は「おがむ・うやまう」という意味を持つ漢字で、動作の主体(自分)を低め、相手を敬う謙譲表現を形成しています。
拝見は、茶道・文化芸術の場面では特に重要な概念です。茶席において客が亭主(ホスト)の道具を鑑賞する行為を「拝見する」といい、茶碗・棗・茶杓などの道具を手に取って鑑賞することが一連の作法として定められています。拝見の際には「お点前頂戴いたします」「お道具を拝見させていただきます」など、礼を尽くした言葉が添えられます。
日常のビジネスや礼儀の場でも頻繁に使われます。例えば、名刺を受け取るとき・書類を確認するとき・作品を鑑賞するときなどに「拝見いたします」「拝見しました」と用います。
類似の敬語として「拝読(文書・メールを読む場合)」「拝聴(話・演奏を聞く場合)」があり、対象に応じて使い分けるのが正しい用法です。なお、二重敬語(「お拝見する」など)は誤用とされるため注意が必要です。
使い方・例文
「先生の作品を拝見して、その繊細な筆づかいに深く感銘を受けました」というように、目上の人の作品や資料を謹んで見る場面で使われます。
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