茎とは?
くき
茎とは、植物の体を支え、根から吸収した水分や養分を葉・花・果実へ運ぶ役割を担う器官のことです。
茎(くき)とは、植物の主要な器官の一つで、根と葉・花・果実をつなぎ、植物体を地上で支える構造体です。内部には水と無機塩類を運ぶ「道管」と、葉で作られた糖などの有機物を運ぶ「師管」が束になった「維管束」が通っており、植物全体の物質輸送を担います。
茎の形態は植物の種類によって大きく異なります。草本植物(草)の茎は柔らかく緑色で、木本植物(木)の茎は肥大成長によって木質化し「幹」と呼ばれます。地上を伸びるものだけでなく、地下に横たわる「地下茎」(ジャガイモのいも・ショウガの根茎など)も茎の変形形態に分類されます。
茎の主な機能は次のとおりです。
- 支持:葉を光の当たる位置に広げる
- 輸送:水・無機塩類・有機物を植物体内に運ぶ
- 貯蔵:デンプンや水分を蓄える(サトウキビ・タロイモなど)
- 光合成:緑色の茎は葉と同様に光合成を行う
農業・園芸の場面では、茎の状態が植物の健康を判断する手がかりになります。また挿し木・株分けなど茎を利用した繁殖法も広く行われています。
使い方・例文
「バラの茎にはトゲがあり、花屋でアレンジメントを作る際には切り花の茎の長さを調整してから生ける。」
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