苗とは?
なえ
苗とは、種から発芽し、畑や鉢に植え付けられる前の幼植物のことで、農業・園芸の出発点となるものです。
苗(なえ)とは、種子から発芽したあと、本来の植え付け場所に移す前の段階にある幼い植物のことです。農業・園芸において「苗を育てる(育苗)」「苗を植え付ける(定植)」という形で日常的に使われる言葉です。
苗を作る理由はいくつかあります。まず、種を直接畑に播くよりも、温度・水分・養分が管理しやすい育苗施設で一定期間育てることで、発芽率や初期生育を安定させられます。次に、本圃(実際に育てる畑)の使用期間を短縮でき、輪作や土地の有効活用が図れます。また、ウイルスや病害に強い健全な苗を選抜して植えることができます。
苗の種類は植物によって異なります。イネの苗(稲苗)は水田で有名ですが、野菜(トマト・ナス・キュウリなど)の苗はポットやセルトレイで育てられます。花の苗はホームセンターや園芸店でも広く販売されています。
近年は、病気に強く均一な品質の「F1種」苗や、組織培養によって生産された「無病苗」「ウイルスフリー苗」なども普及しています。家庭菜園では市販の苗を購入することで、初心者でも手軽に栽培を始められます。
使い方・例文
春になるとホームセンターにトマトやナスの苗が並び、家庭菜園をはじめる際にプランターに植え付けて育てます。
この用語をシェア
最終更新: