花菖蒲とは?
はなしょうぶ
花菖蒲とは、アヤメ科の多年草で、初夏に大輪の美しい花を咲かせる日本を代表する観賞用植物です。
花菖蒲(はなしょうぶ)は、アヤメ科アヤメ属(Iris ensata)の多年草で、日本原産のノハナショウブを元に長い年月をかけて品種改良された観賞植物です。江戸時代に盛んに育種が行われ、現在は江戸系・肥後系・伊勢系という三大系統を中心に数千品種が知られています。
花の特徴として、外花被片(垂れ花弁)が大きく広がり、白・紫・青・ピンク・絞りなど豊富な色変化が楽しめます。花径は品種によって10〜20cm程度に達するものもあり、初夏(主に6月)の梅雨の時期に開花します。水辺や湿地を好む性質があり、日本庭園の池のほとりや花菖蒲園で群植されることが多いです。
花菖蒲はしばしばアヤメやカキツバタと混同されますが、見分けるポイントがあります。
- 花菖蒲:外花被に黄色い目型模様、湿地・水辺に生育
- アヤメ:外花被に網目模様、乾いた場所に生育
- カキツバタ:外花被に白い筋、水中に生育
芸術・文化の面では、花菖蒲は日本画や浮世絵の画題として親しまれ、端午の節句(5月5日)には「菖蒲湯」に使うショウブ(サトイモ科)と混同されながらも、日本の初夏の象徴として人々に愛されてきました。
使い方・例文
「6月になると各地の花菖蒲園が見頃を迎え、色とりどりの大輪が水面に映る様子を楽しむ観光客で賑わいます。」
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