舌癌とは?
ぜつがん
舌癌とは、舌に発生する悪性腫瘍で、口腔がんの中で最も多く、早期発見と適切な治療が予後を左右する重要な疾患です。
舌癌(ぜつがん)とは、舌に発生する悪性腫瘍です。口腔がん(口の中に生じるがん)の中で最も発生頻度が高く、その大部分は舌の縁(側縁)に生じる扁平上皮癌です。
主なリスク因子には、喫煙・飲酒・慢性的な刺激(尖った歯や合わない義歯による機械的刺激)・HPV(ヒトパピローマウイルス)感染・口腔衛生の不良などがあります。男性に多く見られますが、近年は女性や若年層での発症も増加傾向にあります。
初期症状として以下のものが見られることがあります。
- 舌の縁にできた潰瘍・硬結(硬いしこり)が2週間以上続く
- 白色・赤色の斑点(白板症・紅板症)
- 出血や痛み(進行すると顕著になる)
- しびれ感や違和感
診断には生検(組織検査)が行われ、進行度(ステージ)によって治療方針が決まります。治療法は外科的切除・放射線療法・化学療法(抗がん剤)の単独または組み合わせが選択されます。早期(ステージI・II)であれば治癒率が高く、5年生存率は比較的良好です。しかし舌は発音や嚥下(飲み込み)に関わる重要な器官であるため、機能温存を考慮した治療計画が求められます。
使い方・例文
舌の縁にできた口内炎のような傷が2〜3週間経っても治らない場合は、舌癌の可能性を否定するためにも口腔外科を受診することが推奨されます。
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