口腔がんとは?
こうくうがん
口腔がんとは、口の中(舌・歯肉・頬粘膜・口腔底・硬口蓋・口唇など)に発生する悪性腫瘍の総称で、早期発見が予後を大きく左右します。
口腔がん(こうくうがん)とは、口腔内に発生するがんの総称で、舌・歯肉・頬の粘膜・口腔底・硬口蓋・口唇などを発生部位とします。組織学的には大多数が扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)であり、日本では舌がんが最も多いとされています。
主なリスク因子としては以下が挙げられます。
- 長期的な喫煙(特にパイプや葉巻を含む)
- 飲酒(喫煙との相乗効果でリスクが大幅に上昇)
- ヒトパピローマウイルス(HPV)感染
- 慢性的な機械的刺激(合わない入れ歯・鋭い歯の縁など)
- 口腔衛生の不良
口腔がんの初期症状は痛みが少なく、白板症(はくばんしょう)や紅板症(こうばんしょう)と呼ばれる前がん状態から進行することがあります。進行すると潰瘍・硬結・出血・嚥下障害・開口障害などが現れます。口の中の治らないただれや赤白い斑点が2〜3週間以上続く場合は専門医への受診が推奨されます。
治療は手術・放射線療法・化学療法(抗がん剤)を組み合わせて行われます。口腔がんは口の中を自分でも観察できる部位に発生するため、早期発見が比較的可能です。歯科医院での定期的な口腔内の検診は早期発見に有効であり、5年生存率は早期(ステージI)で80〜90%程度と報告されていますが、進行すると大幅に低下します。
使い方・例文
歯科健診で舌の側縁に治らない白い斑点が見つかり、口腔外科への紹介で「口腔がん(舌がん)」の疑いとして精密検査が行われる場面で登場します。
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