腹八分目とは?
はらはちぶんめ
腹八分目とは、満腹になる手前の八割程度の量で食事を止める習慣のことで、健康維持のための食生活の知恵として広く知られています。
腹八分目とは、食事の際に満腹感を覚える前の約八割程度の量で食べるのをやめる、という食習慣・心がけのことです。「腹八分に医者いらず」ということわざにも表れているように、日本では古くから健康の秘訣として伝えられてきました。
人体が「満腹」と感じるメカニズムには時間的なずれがあります。食事の刺激が脳の満腹中枢に伝わるまでには一般に食べ始めてから20分ほどかかるとされており、その前に食べ続けると結果として過食になりやすいことが知られています。腹八分目を意識することで、満腹中枢が反応するころにちょうど適量を食べ終えた状態になる、という考え方です。
健康上の観点からも、摂取カロリーを適切に抑えることは肥満・高血圧・糖尿病などの生活習慣病予防に有効とされています。カロリー制限が長寿と関係するとする研究も複数あり、「少食が長生きの鍵」という考えを支持する根拠の一つとして引用されることがあります。
実践のポイントとしては次のようなものがあります。
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 食事時間を確保し、ながら食いを避ける
- 食器を小さくして視覚的な満足感を高める
- 汁物や野菜を先に食べて早期の満腹感を促す
腹八分目は「量を減らす」だけでなく、食事と向き合う姿勢・マインドフルな食生活の象徴でもあります。
使い方・例文
「ダイエット中は腹八分目を意識して、満腹になる前に箸を置くよう心がけている。」
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