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脈診とは?

みゃくしん

脈診とは、東洋医学において手首の脈を指で触れ、その状態から体の内部バランスや疾患を診断する方法のことです。

脈診(みゃくしん)とは、東洋医学・漢方医学における四診(望・聞・問・切)のうち「切診(せっしん)」の中心的な技法で、主に手首橈骨動脈橈側手根屈筋の外側)に指を当て、脈の状態を読み取ることで体内の気・血・臓腑の状態を診断するものです。

脈診では、両手首のそれぞれ3カ所(寸・関・尺の3部位)に人差し指・中指・薬指の3本を軽くから強くあてる「三部九候(さんぶきゅうこう)」という方法が基本とされます。各部位はそれぞれ対応する臓腑(心・肺・脾・胃・肝・腎など)の状態を反映すると考えられています。

観察するポイントは多岐にわたります。

  • 脈の速さ:数脈(速い)・遅脈(遅い)
  • 脈の力・深さ:浮脈・沈脈・虚脈・実脈
  • 脈の形・リズム:弦脈・滑脈・渋脈・結脈など

西洋医学での脈拍確認(心拍数・リズムの確認)よりもはるかに細かい観察が求められ、熟練した施術者は数十種類の脈象(みゃくしょう)を識別します。脈診は長年の修練が必要な技術とされており、鍼灸師・漢方医の診断精度を左右する重要なスキルとして位置づけられています。舌診と組み合わせて用いられることが多く、両者をあわせて証の判定を行うのが一般的です。

使い方・例文

鍼灸師や漢方医の診察で、手首に3本の指を当てて脈を読む場面が脈診にあたります。「脈が弦脈なのでストレスが溜まっているようですね」と説明されることもあります。

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