摩耗症とは?
まもうしょう
摩耗症とは、関節軟骨や骨が長期間の使用・負荷によってすり減り、痛みや機能障害を引き起こす状態を指す言葉です。
摩耗症(まもうしょう)とは、関節や骨・軟骨が繰り返しの摩擦や圧力によって徐々にすり減り、炎症や痛み・関節の変形を生じさせる状態の総称です。医学的には「変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)」や「骨関節炎」と同様の概念として語られることが多く、特に膝・股関節・腰椎・手指などに多くみられます。
摩耗症が進行するメカニズムは次のとおりです。
- 関節の間にあるクッション役の軟骨が、長年の荷重や使用で少しずつすり減る。
- 軟骨が薄くなると骨同士が直接擦れ合うようになり、炎症や痛みが生じる。
- さらに進行すると骨が変形し、関節の動きが制限される。
発症のリスクを高める要因としては、加齢・肥満・繰り返しの重労働やスポーツによる過負荷・遺伝的要因などが挙げられます。特に膝関節の摩耗症は中高年以降に多く、日常の歩行や階段昇降に支障をきたすことがあります。
治療法としては、体重管理・リハビリテーション・鎮痛薬の使用・ヒアルロン酸注射などの保存療法が基本で、症状が重い場合は人工関節置換術などの手術が選択されることもあります。予防には適度な運動による筋力維持、体重コントロール、無理のない姿勢や動作の習慣が有効とされています。
使い方・例文
長年の立ち仕事で膝の摩耗症が進み、整形外科でリハビリと注射による治療を受けることになった。
この用語をシェア
最終更新: