聖公会とは?
せいこうかい
聖公会とは、16世紀のイングランド宗教改革に起源を持つキリスト教の一派で、カトリックとプロテスタントの中間的な立場をとる世界的な教会連合です。
聖公会(せいこうかい)は、英語で「Anglican Church(アングリカン・チャーチ)」と呼ばれるキリスト教の一派です。16世紀にイングランド王ヘンリー8世がローマ教皇の権威から離れ、イングランド国教会(Church of England)を設立したことに端を発します。「カトリック的」な伝統的礼拝様式を保ちながら、プロテスタント的な聖書重視・信仰義認の神学を受け入れた独自の立場を持ちます。
聖公会の主な特徴は以下のとおりです。
- 司教制(エピスコパル制)を採用し、使徒継承を重視する
- 「公同祈祷書(Book of Common Prayer)」を礼拝の基盤とする
- 信条(ニカイア信条・使徒信条)を共有しながら、多様な神学的立場を包含する
- カンタベリー大主教を名誉的な中心として世界聖公会共同体(Anglican Communion)を構成する
現在、世界約165か国に約8500万人の信徒を擁する大規模な教会連合です。日本では「日本聖公会(NSKK)」として明治時代に宣教師によって伝えられ、現在も全国各地に教区・教会が存在します。近年は女性司教の任命やLGBTQ信徒の扱いなど、倫理的問題での立場の違いから、加盟教会間の対話が続いています。
使い方・例文
東京の聖路加国際病院や立教大学は聖公会系の機関であり、日本における聖公会の社会貢献・教育活動を代表する施設として知られています。
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