チャーチとは?
ちゃーち
チャーチは、計算可能性理論の基礎を築いたアメリカの論理学者・数学者で、「チャーチ=チューリング・テーゼ」の提唱者の一人として知られます。
アロンゾ・チャーチ(Alonzo Church、1903〜1995年)は、アメリカの数学者・論理学者で、プリンストン大学などを拠点に数理論理学・計算理論の分野で革命的な業績を残した人物です。コンピュータ科学の理論的基礎の確立に大きく貢献しました。
チャーチの最大の業績は、1930年代にラムダ計算(λ計算)と呼ばれる計算の形式的体系を考案したことです。ラムダ計算は関数の定義・適用を抽象的に扱う記法であり、「何が計算できるか」を数学的に厳密に定義するための道具となりました。この体系は後に関数型プログラミング言語の理論的基礎ともなっています。
チャーチの主な業績は以下の通りです。
- ラムダ計算の考案と計算可能性の形式的定義
- 「チャーチ・テーゼ」(のちにチューリングと合わせてチャーチ=チューリング・テーゼと呼ばれる)の提唱
- 決定問題の決定不能性(停止性問題の論理的先駆)の証明
- 命題論理・型理論の研究
チャーチはアラン・チューリングの指導教員でもあり、計算理論の発展において師弟ともに不可欠な役割を果たしました。今日のプログラミング言語理論・人工知能研究の根底にはチャーチの業績が生きています。
使い方・例文
コンピュータ科学の理論の授業でラムダ計算や計算可能性を学ぶとき、これらの概念の創始者として「チャーチ」の名前が必ず登場します。
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