アロンゾ・チャーチとは?
あろんぞちゃーち
アロンゾ・チャーチは、計算可能性理論の基礎を築いたアメリカの数学者・論理学者で、ラムダ計算の創始者として知られます。
アロンゾ・チャーチ(Alonzo Church、1903年〜1995年)は、数理論理学と計算理論の分野に多大な貢献をしたアメリカの数学者です。プリンストン大学で長年教授を務め、後にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に移りました。
チャーチの最も重要な業績は、1930年代に考案したラムダ計算(λ計算)です。ラムダ計算は、関数の定義・適用・再帰を形式的に記述するための数学的体系であり、現代のプログラミング言語(特に関数型言語)の理論的基盤となっています。
また、1936年に発表したチャーチの定理(チャーチ=チューリングのテーゼ)は、計算可能性の概念を厳密に定義し、「あらゆる有効な計算手続きはチューリング機械(あるいはラムダ計算)で表現できる」という主張です。同時期にアラン・チューリングが独立に同様の結論に達したことから、チャーチ=チューリングのテーゼとも呼ばれます。
チャーチの業績が現代に与えた影響は計り知れず、以下の分野に直接つながっています。
- 関数型プログラミング言語(Haskell、Lispなど)
- 型理論・型システムの発展
- 計算複雑性理論
- 論理プログラミング
チャーチは指導者としても優れており、弟子にはアラン・チューリングやスティーブン・クリーネなど、計算機科学の草創期を支えた人物が名を連ねています。
使い方・例文
プログラミング言語の「関数を第一級オブジェクトとして扱う」という概念は、チャーチのラムダ計算に直接由来しています。
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