結腸切除術とは?
けっちょうせつじょじゅつ
結腸切除術とは、大腸の結腸部分(小腸と直腸の間)の一部または全部を外科的に切除する手術です。
結腸切除術は、結腸(上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸)の一部または全体を切除する外科手術の総称であり、大腸がん・炎症性腸疾患・大腸憩室炎・腸閉塞など多様な疾患に対して行われる。
切除する範囲によって名称が異なる。
- 右半結腸切除術:上行結腸を中心に切除
- 左半結腸切除術:下行結腸を中心に切除
- S状結腸切除術:S状結腸を切除
- 全結腸切除術:結腸全体を切除(潰瘍性大腸炎の根治術など)
切除後は残存した腸管同士をつなぎ合わせる吻合術が行われることが多いが、状況によっては一時的または永続的な人工肛門(ストーマ)が造設される。腹腔鏡や手術支援ロボットを用いた低侵襲手術が近年主流となっており、開腹手術と比べて術後回復が早く、入院期間の短縮が可能である。
術前には腸管前処置(下剤などによる腸内洗浄)が行われることが多い。術後合併症としては縫合不全(吻合部の縫い目が開く)、腸閉塞、創部感染などがある。大腸がんに対しては、切除とともにリンパ節郭清も合わせて行い、病理学的な詳細診断と根治を目指す。
使い方・例文
「S状結腸がんに対して腹腔鏡下S状結腸切除術を行い、3日後から歩行を再開して1週間で退院した」という形で使われる。
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