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結城紬とは?

ゆうきつむぎ

結城紬とは、茨城・栃木県の結城地方で作られる伝統的な絹織物で、真綿を手で紡いだ糸と手機による温かみのある風合いが特徴です。

結城紬(ゆうきつむぎ)とは、茨城県結城市を中心とする地域で生産される絹の平織物です。奈良時代から続くとされる長い歴史を持ち、2010年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。また国の重要無形文化財にも指定されている日本を代表する伝統的工芸品のひとつです。

結城紬の最大の特徴は、蚕の繭を水に浸して引き延ばした真綿(まわた)を原料に、手で糸を紡ぐ「手紡ぎ」の工程にあります。機械紡ぎではなく職人が指先で糸を引き出すため、均一ではない独特の太細が生まれ、これが独特のほっこりとした温かみのある風合いを生み出します。

製造工程には大きく以下のような段階があります。

  • 糸紡ぎ:真綿から手で糸を引き出す
  • 絣括り(かすりくくり):模様となる絣柄を糸に括り(くくり)付けて染め分ける
  • 手機(ておばた)織り:伝統的な地機(じばた)と呼ばれる機織り機を用いて織り上げる

高い技術と長い工程を要するため非常に高価ですが、着込むほどに柔らかくなり肌に馴染む「着やすさ」が愛好家に好まれています。産地の結城市では現在も職人たちが伝統技術を受け継ぎ制作を続けています。

使い方・例文

着物の愛好家の間では、結城紬は「一生もの」と称されるほど耐久性と風合いに優れており、普段着や小紋として長年愛用するために購入されることが多いです。

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