重要無形文化財とは?
じゅうようむけいぶんかざい
重要無形文化財とは、日本が文化財保護法に基づき指定する無形の文化的所産で、高い歴史的・芸術的価値を持つ技能・芸能を保護する制度です。
重要無形文化財とは、文化財保護法(1950年制定)に基づいて日本の国が指定する制度で、無形の文化的所産のうち歴史上または芸術上の価値が特に高いものを対象とします。演劇・音楽・工芸技術などが指定の対象です。
指定にあたっては、その技術や芸を高いレベルで体現している個人または団体が「保持者」として認定されます。個人認定された保持者は一般に「人間国宝」と呼ばれ、その技術の継承と普及に努めることが求められます。
指定の区分は主に三種類あります。
- 各個認定:特定の個人を保持者として認定(個人の技が特に傑出している場合)
- 総合認定:技術を保持する団体を認定
- 保持団体認定:特定の法人・保存会などを認定
対象分野には、能・歌舞伎・文楽などの芸能から、陶芸・染織・漆芸・金工・木工・竹工・紙工・人形などの工芸技術まで幅広く含まれます。指定を受けた保持者・団体には国から助成金が支給され、後継者育成や技術記録の作成が支援されます。無形の文化遺産を次世代に伝えるための重要な仕組みです。
使い方・例文
「人間国宝とも呼ばれる重要無形文化財の保持者による作品展は、失われつつある伝統工芸の精髄に触れられる貴重な機会です。」
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