機織とは?
はたおり
機織とは、縦糸と横糸を交差させて布地を作り出す織物の基本技法で、人類が古来から受け継いできた繊維工芸の根幹です。
機織(はたおり)は、縦方向に張り渡した「縦糸(たていと)」に、横方向の「横糸(よこいと)」を交互に通して絡ませることで布地を形成する技法です。この操作を行う道具・機械を「機(はた)・織機(しょっき)」と呼び、手で操る手機(てばた)から動力を使う力織機まで多様な種類があります。
機織の基本的な仕組みは以下の通りです。
縦糸と横糸の交差のパターン(組織)によって、平織・綾織・朱子織という三原組織が生まれ、布の質感・光沢・強度が変わります。機織は世界各地で独自に発展し、日本では奈良時代以前から行われてきた記録があります。西陣織・博多織・結城紬など日本各地の伝統織物はいずれも機織技法を基礎とし、地域の気候・文化・素材と組み合わさって独自のスタイルを確立しています。現代では工業生産が中心ですが、手機による伝統的な機織は工芸品として高い価値を持ちます。
使い方・例文
着物の反物や伝統的な帯地を作る際に用いられるほか、民芸体験や工芸教室で実際に機を使って布を織る体験が各地で行われています。
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