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織物とは?

おりもの

織物とは、縦糸と横糸を交差させて布地を作り出す工芸・産業のことです。

織物(おりもの)は、縦方向に張った「経糸(たていと)」に対して「緯糸(よこいと)」を交互に通し、機(はた)と呼ばれる道具を用いて布地を織り成す技術・産業・工芸の総称です。

人類が織物を作り始めた歴史は非常に古く、新石器時代の遺跡からすでに麻織物の痕跡発見されています。中国では絹の生産が古代から行われ、「シルクロード」の名が示すように絹織物は東西の交易の中心を担いました。日本でも弥生時代には機織りが行われており、西陣織・結城紬・博多織など地域固有の伝統織物が各地で育まれました。

織り方の基本組織は主に三種類あります。

  • 平織:経糸と緯糸が一本交互に交差する最もシンプルな組織(木綿・麻など)
  • 綾織:糸が斜めに並ぶ組織で、柔軟性と光沢が生まれる(デニム・サージなど)
  • 朱子織:表面に経糸または緯糸が長く浮く組織で、滑らかな光沢が特徴(サテン・シルクなど)

素材としては絹・綿・麻・羊毛などの天然繊維のほか、現代ではポリエステル・ナイロンなどの化学繊維も広く用いられます。織物は衣服・インテリア・産業用途まで幅広く利用され、文化や地域の個性を映す工芸としても高く評価されています。

使い方・例文

着物や帯に用いられる「西陣織」は、京都で育まれた高級絹織物の代表例です。日常的にはデニムやシャツ生地なども織物であり、縦横の糸の組み合わせ方で風合いや強度が変わります。

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