本文へスキップ

経過音とは?

けいかおん

経過音とは、和声上の2つの音の間をスムーズにつなぐために使われる非和声音で、旋律に滑らかな流れを与えます。

経過音(けいかおん、英:passing tone)とは、連続する2つの和声音(コードトーン)の間を、順次進行(隣り合う音へ移動すること)でつなぐ非和声音です。コードの構成音ではない音を経由することで、旋律に滑らかさやつながりの美しさをもたらします。

種類と特徴
経過音にはいくつかの種類があります。

  • 強拍経過音:拍の強い位置に置かれ、より緊張感がある
  • 弱拍経過音:拍の弱い位置に置かれ、自然に流れる印象
  • 半音経過音:半音でつなぐクロマティックな動き(色彩豊か)
  • 全音経過音:全音でつなぐ標準的な経過音

旋律における役割
経過音がないと旋律は跳躍が多くなり硬い印象になりますが、経過音を挿入することで音と音の間が埋まり、歌いやすく聴きやすい旋律が生まれます。バッハのコラールではこの技法が体系的に使われており、声部の独立性を保ちながら流れを生み出す声部書法の基本とされています。現代のポップスの旋律作りにも応用されています。

使い方・例文

Cメジャーで「ド(C)→レ(D)→ミ(E)」と上行する際、レは和音の構成音でなくても旋律をなめらかにつなぐ経過音として機能します。ギターのフレーズやボーカルメロディーで音の間を埋める動きがこれにあたります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語