経皮的腎砕石術とは?
けいひてきじんさいせきじゅつ
背中の皮膚から腎臓に通路を作り、内視鏡を挿入して腎結石を直接砕いて取り出す手術です。
経皮的腎砕石術(PNL/PCNL:Percutaneous Nephrolithotripsy)とは、患者をうつ伏せにした状態で背中(腰部)の皮膚に約1cmの小さな穿刺孔を開け、そこから腎臓内に直接アクセスして腎臓鏡(ネフロスコープ)を挿入し、腎臓内の大きな結石を超音波・レーザー・空気圧衝撃波などで砕石・回収する手術です。
経尿道的尿管砕石術(TUL)と比較して、大きな腎結石や複雑な結石(サンゴ状結石など)に対して特に有効です。適応の目安は腎結石のサイズが概ね20mm以上とされています。
手術の流れは以下の通りです。
- X線またはエコーガイドのもと、腎臓の腎杯に穿刺・拡張して通路(ダイレーター)を作成
- 腎臓鏡を挿入して結石を確認
- 超音波砕石器・ホルミウムレーザーなどで結石を粉砕し、吸引・鉗子で回収
- 術後に腎瘻カテーテルを留置して出血・尿漏れを管理
出血や感染のリスクが一定程度あるため、術前の画像評価や血液検査が重要です。近年は穿刺径を細くしたミニ経皮的腎砕石術(Mini-PCNL)も普及し、さらに低侵襲化が進んでいます。
使い方・例文
腎臓内に2cmを超えるサンゴ状結石が形成された患者に、経皮的腎砕石術を行ってほぼ全ての結石を一度に取り除きます。
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