級数とは?
きゅうすう
級数(きゅうすう)とは、日本の印刷・組版で使われる文字の大きさを表す単位で、1級=0.25ミリメートルに相当します。
級数(きゅうすう)は、日本の写植(写真植字)および印刷業界で用いられる文字サイズの単位です。「Q」という記号で表されることも多く、「Qサイズ」とも呼ばれます。1級(1Q)は0.25ミリメートルに相当し、たとえば本文でよく使われる10.5ポイントの文字は約37〜38級に相当します。
級数という単位の由来は写真植字機の普及期(昭和中期ごろ)にさかのぼります。かつて文字の大きさをミリ単位の小数で扱うのが不便だったため、0.25ミリを最小単位とする整数表記が制定されました。
印刷・DTP(デスクトップパブリッシング)での主な用途を挙げます。
- 雑誌・書籍の本文:通常13〜16Q程度
- 見出し:24Q・36Q など用途に応じて設定
- 注釈・キャプション:8〜10Q 程度
- 行送り(行間)の指定にも用いられる
現代のDTPソフトではポイント(pt)やミリメートルの指定が主流になりつつありますが、日本の出版・印刷業界では現在も級数が広く使われており、レイアウト指定書や印刷発注の場面で頻繁に登場します。1ポイントは約0.353ミリ(約1.41Q)であり、欧米の組版単位と混在する場面では換算に注意が必要です。
使い方・例文
「本文の文字サイズは13Q、行送りは23Qで組んでください」のように、印刷・DTPの組版指定を行う場面で使われます。
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