箱桁とは?
はこけた
箱桁とは、断面が箱型(中空の四角形)になっている橋梁用の主桁で、大スパンや重荷重に対応できる高剛性の構造部材です。
箱桁(はこげた)とは、橋梁や高架構造物において主要な荷重支持部材として使われる桁の一形式で、その断面形状が閉じた箱型(中空の矩形または多角形断面)をしていることが最大の特徴です。
一般的な「I形桁」や「T形桁」が開断面であるのに対し、箱桁は閉じた断面を持つため、ねじり剛性が格段に高いという力学的利点があります。これにより、曲線橋や斜橋など、ねじり力が大きく作用する場合にも安定した構造性能を発揮できます。
箱桁は鋼製と鉄筋コンクリート製(RC)またはプレストレストコンクリート製(PC)に大別されます。代表的な用途は次のとおりです。
- 長大橋の主桁(斜張橋・吊橋の補剛桁を含む)
- 都市高速道路・新幹線の高架橋
- 曲線部を通過する連続桁橋
- 大型クレーンのガーダー
施工面では、工場でブロックを製作して現地で組み立てる「ブロック架設工法」が多用され、精度管理が重要になります。内部に作業空間を確保できるため、維持管理・点検が比較的行いやすい点も採用理由のひとつです。日本の高速道路や新幹線網には数多くの箱桁橋が存在し、現代社会の交通インフラを支えています。
使い方・例文
東名高速道路の長大橋や新幹線の高架区間など、大きなスパンを渡る構造物で「箱桁橋」という名称とともに登場します。
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