箱桁橋とは?
はこげたきょう
断面が箱形(中空の四角形)の主桁を持つ橋梁形式で、高い剛性と耐ねじれ性を活かして道路や鉄道の長大橋に広く採用されています。
箱桁橋(はこげたきょう)は、断面が閉じた箱形(中空矩形断面)の主桁(はこげた)を用いた橋梁です。英語では「box girder bridge」と呼ばれます。
箱桁の断面形状は、上フランジ・下フランジ・二枚のウェブで構成された中空の四角形です。この閉断面構造によって、開断面(I形断面など)に比べてねじれ剛性が格段に高くなります。これはブレーキや偏荷重、地震・強風などの横荷重に対して優れた耐力を発揮することを意味します。
箱桁橋の特徴と利点は以下のとおりです。
- 高い剛性:ねじれや横方向の変形に強く、長スパンに適する。
- 材料効率:桁高さを抑えながら大きな曲げ剛性を確保できる。
- 桁内の活用:内部空間を電気・配管・点検通路として利用できる。
- 耐風安定性:流線型の断面形状にすることで風荷重を低減できる。
材料別にはコンクリート製(PC箱桁橋)と鋼製(鋼箱桁橋)があり、高速道路の高架橋・斜張橋・長大橋の桁など広範な用途に使われています。施工方法も、工場製作した桁を架設するプレキャスト方式や、現場でコンクリートを打つ現場打ち方式、張り出し施工など多様な手法があります。
使い方・例文
高速道路の高架区間や川を渡る鉄道橋など、長いスパンを支える橋の断面形式の説明として「箱桁橋を採用」という形で登場します。
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