本文へスキップ

筋肉内注射とは?

きんにくないちゅうしゃ

筋肉注射とは、筋肉組織に直接薬液を注入する注射法で、ワクチンや鎮痛剤などに広く使われています。

筋肉注射とは、皮膚・皮下組織を通り越して筋肉(骨格筋)の中に薬液を注入する投与方法です。英語では「Intramuscular injection(IM)」と略されます。

筋肉は血管が豊富なため、薬物の吸収皮下注射より速く、静脈注射よりは遅い特性があります。この中程度の吸収速度が、多くの薬剤に適した投与経路となっています。注射部位としては、大殿筋(臀部)・大腿外側広筋・三角筋(上腕)などが選ばれます。神経・血管の走行を考慮して適切な部位を選ぶことが安全上重要です。

筋肉内注射が選ばれる代表的な薬剤には、インフルエンザワクチン・新型コロナワクチンなどの各種ワクチン、抗生物質、抗精神病薬(デポ剤として月1回投与など)、鎮痛薬などがあります。

皮下注射と比べて吸収が速いため、迅速な薬効発現が期待できる場合もあります。一方で、誤った部位への注射は神経損傷や血腫の原因となるリスクがあるため、正確な手技が求められます。医療現場だけでなく、デポ製剤などでは定期外来での投与が行われます。

使い方・例文

インフルエンザの予防接種は三角筋(上腕の筋肉)への筋肉内注射で行われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語