筋力増強訓練とは?
きんりょくぞうきょうくんれん
筋力増強訓練とは、筋肉に適度な負荷をかけて筋力・筋持久力の向上を目的として行うリハビリテーションや運動療法の総称です。
筋力増強訓練とは、筋肉に対して抵抗(負荷)をかけながら収縮・弛緩を繰り返すことで、筋力・筋持久力・筋肥大を促す訓練の総称です。リハビリテーション医療から一般的なフィットネスまで幅広く用いられる概念です。
訓練の方法は負荷の種類によっていくつかに分類されます。
- 等尺性収縮(アイソメトリック):関節を動かさずに筋肉を収縮させる(例:壁を押す動作)
- 等張性収縮(アイソトニック):関節を動かしながら一定の負荷に抗して収縮させる(例:ダンベル運動)
- 等速性収縮(アイソキネティック):専用機器を用いて一定速度で抵抗をかける訓練
医療・リハビリの場面では、骨折後の廃用症候群、脳卒中後の片麻痺、変形性関節症、慢性疼痛などに対して処方されます。特に高齢者ではサルコペニア(筋肉量減少)の予防・改善にも有効とされており、転倒リスク軽減・日常生活動作の維持向上を目的として広く実施されます。
訓練は対象者の現在の筋力レベルに合わせた負荷設定が重要で、理学療法士が個別にプログラムを立案します。過負荷による筋・関節損傷を避けながら、漸進的に負荷を高めることで継続的な筋力向上が期待できます。
使い方・例文
膝関節置換術後のリハビリとして、理学療法士の指導のもと大腿四頭筋を対象とした筋力増強訓練を段階的に実施し、歩行機能の回復を目指した。
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