砥石とは?
といし
砥石とは、刃物を研いで切れ味を回復・向上させるために用いる石状の研磨道具のことです。
砥石(といし)とは、刃物の刃先を研磨して切れ味を整えるための道具で、天然または人工の研磨材でできた石状のブロックです。包丁・鑿・鉋・剃刀など、あらゆる刃物の維持管理に欠かせない道具として古くから使われてきました。
砥石は粒度(粗さ)によって主に三種類に分けられます。
- 荒砥(あらと):粒度が粗く、刃こぼれの修正や大きく傷んだ刃の形を整えるときに使う
- 中砥(なかと):荒砥で整えた後に使い、表面を滑らかにしながら刃の角度を仕上げる
- 仕上げ砥(しあげと):粒度が細かく、刃先を鏡面に近い状態まで磨き上げて最終的な切れ味を出す
天然砥石は産地によって品質が異なり、日本では京都の「京都丹波砥」「鳴滝砥」などが名産として知られています。一方、現代では均質な品質が保たれる人工砥石(アルミナ・炭化ケイ素系)が広く普及しています。
研ぎ方には水研ぎ(水を使いながら研ぐ)と空研ぎがあり、一般的な包丁研ぎには水砥石が使われます。職人の世界では砥石の選択と研ぎの技術が刃物の性能を左右するとされており、料理人や大工など刃物を日常的に使う職業にとって砥石の扱いは重要な基本技術です。
使い方・例文
「包丁が切れなくなったので砥石で研いだ」のように家庭のキッチンでも登場します。また、職人が仕事前に道具を砥石で念入りに整える場面でも使われる言葉です。
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