本文へスキップ

矮小銀河とは?

わいしょうぎんが

矮小銀河とは、恒星数が少なく質量・光度ともに小さな銀河の総称で、大型銀河の周囲に衛星銀河として存在することが多いです。

矮小銀河(わいしょうぎんが、英:dwarf galaxy)とは、恒星の数が数百万から数十億程度比較的少なく、銀河全体の質量や光度が天の川銀河などの大型銀河に比べて著しく小さな銀河の総称です。

銀河の大多数は矮小銀河であり、宇宙全体で最もありふれた銀河の形態とされています。形状によって以下のように分類されます。

  • 矮小楕円銀河:まとまった楕円形で、古い恒星が多い
  • 矮小不規則銀河:形が不規則で、活発な星形成が見られる場合がある
  • 矮小球状銀河:非常に薄暗く、恒星密度が低い
  • 超コンパクト矮小銀河:非常に小さく密集した特殊なタイプ

天の川銀河(銀河系)の周囲にも多くの矮小銀河が存在します。大マゼラン雲・小マゼラン雲が代表例で、肉眼でも観測できる衛星銀河です。また「いて座矮小銀河」のように天の川銀河と潮汐力で相互作用し、徐々に吸収されつつある銀河も見つかっています。

矮小銀河は暗黒物質(ダークマター)の割合が高いと考えられており、宇宙の構造形成や銀河進化の研究において重要な手がかりを提供しています。大型銀河はこうした矮小銀河を取り込みながら成長してきたと考えられています。

使い方・例文

天の川銀河の近傍にある大マゼラン雲や小マゼラン雲は矮小銀河の代表例であり、南半球では夜空に肉眼で確認できます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語