白癬とは?
はくせん
白癬とは、皮膚糸状菌(カビの一種)が皮膚・爪・毛髪に感染して引き起こす感染症で、足に生じるものは一般に「水虫」と呼ばれます。
白癬(はくせん)とは、皮膚糸状菌(はくせんきん)と呼ばれる真菌(カビの一種)が皮膚の角質層・爪・毛髪に寄生することで起こる感染症の総称です。原因菌としてはトリコフィトン属が最も多く、タラゲイトシャーなど複数の種が知られています。
感染部位によって呼び名や症状が異なります。
- 足白癬(水虫):趾間型(指の間のかゆみ・ただれ)、小水疱型(足底の小さな水ぶくれ)、角質増殖型(かかとの肥厚・ひび割れ)に分類される
- 爪白癬:爪が白く濁り、厚くなったり崩れたりする。かゆみはほぼなく見落とされやすい
- 体部白癬(たむし):胴体・腕・脚などに輪状の赤い発疹が広がる
- 頭部白癬(しらくも):頭皮に感染し脱毛や鱗屑を生じる。主に小児に多い
白癬菌は温度・湿度が高い環境で増殖しやすく、銭湯・プール・スポーツ施設などの共有スペースでの感染が多いです。治療には外用または内服の抗真菌薬が用いられ、爪白癬では数カ月以上の継続治療が必要となります。再感染防止のため、タオル・スリッパの共用を避けることが重要です。
使い方・例文
夏に足の指の間がかゆくなり、皮膚科を受診したところ足白癬(水虫)と診断された、というのが最も身近な白癬の例です。爪が白く濁ってきた場合も白癬の可能性があるため、皮膚科での検査が勧められます。
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