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痛風関節炎とは?

つうふうかんせつえん

痛風関節炎とは、体内で尿酸が結晶化して関節に沈着し、激しい痛みと炎症を引き起こす疾患です。

痛風関節炎は、血液中の尿酸濃度が高い状態(高尿酸血症)が続くことで、関節内に尿酸塩(モノナトリウム尿酸塩)の結晶が形成・沈着し、急性の炎症と激痛をもたらす関節疾患です。

尿酸はプリン体が代謝される際に生成される物質で、通常は腎臓から尿として排出されます。ところが過食・飲酒・遺伝的素因・腎機能低下などにより尿酸の産生が増えたり排泄が減ったりすると血中濃度が上昇し、関節内に針状の結晶が析出します。これを異物とみなした免疫細胞(好中球)が攻撃することで強烈な炎症が生じます。

発作は多くの場合足の親指の付け根(第一中足趾節関節)に起こり、「風が吹いても痛い」という語源どおりの激痛が突然現れます。足首・膝・手首などにも起こりえます。典型的な発作は数日〜2週間で自然に治まりますが、再発を繰り返すうちに慢性化し、痛風結節(皮下の尿酸結晶の塊)や腎障害を招くこともあります。

治療と管理の柱は以下のとおりです。

  • 発作時:コルヒチン・NSAIDs・副腎皮質ステロイドによる抗炎症治療
  • 発作予防:キサンチンオキシダーゼ阻害薬(アロプリノール・フェブキソスタットなど)で尿酸値を低下させる
  • 生活習慣改善:プリン体の多い食品(内臓類・甲殻類など)や過度のアルコール摂取を控え、水分を十分に摂る

日本では成人男性の約1割が高尿酸血症を抱えるとされ、食生活の欧米化や肥満の増加とともに患者数が増加傾向にあります。

使い方・例文

「昨夜から足の親指の付け根に突然激痛が走り、触れただけで飛び上がるほど痛い」という症状は、痛風関節炎の典型的な急性発作として医療機関で診断・治療されます。

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