甲類焼酎とは?
こうるいしょうちゅう
甲類焼酎とは、連続式蒸留機で高度に精製されたクセのない焼酎で、チューハイや酎ハイのベースとして広く使われます。
甲類焼酎とは、連続式蒸留という方法で製造されるアルコール度数36度未満の焼酎です。原料としてはサトウキビの廃糖蜜(モラセス)やトウモロコシ、麦など糖質や澱粉質を多く含む素材が使われます。
連続式蒸留機は19世紀にヨーロッパで開発された技術で、原料液を繰り返し蒸留することで高純度のアルコールを取り出します。この過程で原料由来の香り成分や風味成分がほぼ取り除かれるため、無色透明でクセがなくすっきりとした味わいになるのが特徴です。
主な用途や特徴は次のとおりです。
- チューハイ・酎ハイのベース酒として使われる
- 梅酒・果実酒など自家製リキュールの仕込みに適している
- カクテルや割り材と混ぜやすい中性的な風味を持つ
- 大量生産が可能でコストが低い
- 宝焼酎やビッグマンなどが代表的な市販品
一方、伝統的な製法で造る「乙類焼酎(本格焼酎)」は単式蒸留で原料の風味を活かした個性が強いのに対し、甲類は混和焼酎の原料や業務用途にも広く使われます。日本の焼酎市場において甲類は量的に大きなシェアを占めており、日常的な飲料としての地位を確立しています。
使い方・例文
居酒屋でレモンサワーを注文したとき、そのベースに使われているのが甲類焼酎であることが多いです。また、梅酒を自宅で仕込む際にスーパーで大容量パックの甲類焼酎を購入するのが一般的です。
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