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版木彫刻とは?

はんぎちょうこく

木彫刻とは、木の板に図柄や文字を彫り込んで版を作り、インクを付けて紙などに転写する印刷技術のことです。

木彫刻(はんぎこくこく)とは、木製の板(版木)に図案や文字を直接彫り込み、そこにインクや絵具を乗せて紙や布に転写する版画技術です。木版印刷・木版画とも呼ばれ、世界各地で古くから発展してきた複製技術のひとつです。

技法的には、まず原画を薄紙に描いて版木に貼り付け、彫刻刀で絵柄の輪郭を彫り、余分な部分を削り取ります。完成した版木は版面(凸部分)にインクを塗り、紙を当てて圧力をかけることで印刷が完成します。色数に応じて版木を複数用意し、重ね刷りで多色表現を実現します。

代表的な展開として、日本の「浮世絵」が挙げられます。江戸時代に発展した浮世絵は、絵師・彫師・摺師の分業体制で制作され、精緻な多色刷りを可能にしました。また中国では7世紀頃から木版印刷が発展し、仏典の複製や書籍出版に活用されました。

版木に使う木材は、桜・朴・ホオなど木目の細かい素材が好まれます。現代でも伝統工芸や現代アートの文脈で版木彫刻は継承されており、機械印刷にはない手の温もりや偶然性が評価されています。

使い方・例文

美術館で江戸時代の浮世絵を鑑賞する際や、版画教室で実際に彫刻刀を使って木の板を彫る体験をする場面で「版木彫刻」という言葉が登場します。

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