本文へスキップ

測地基準点とは?

そくちきじゅんてん

測地基準点とは、地図作成や測量の基準となる位置情報を持つ固定標識で、国が整備・管理する座標・高さの基準となる点です。

測地基準点(そくちきじゅんてん)とは、土地の位置(緯度経度)や標高ジオイド高などを高精度で確定した地点を示す標識で、地図の作成や各種測量の基礎となります。日本では国土地理院が整備・管理しており、全国に広くネットワーク状に配置されています。

測地基準点は、その用途・精度によっていくつかの種類に分類されます。

  • 三角点:経度・緯度の水平位置の基準。山頂や見晴らしの良い場所に設置され、一等〜四等の等級がある。
  • 水準点:標高(海抜高さ)の基準。道路沿いに一定間隔で設置されている。
  • 電子基準点:GPSなどのGNSS(全球測位衛星システム)を活用した現代的な基準点。リアルタイムで精密な位置情報を提供する。

測量を行う際、測地基準点からの方向・距離・高低差を計算することで、対象地点の正確な位置を算出します。近年ではGPS技術の普及により、電子基準点を活用したリアルタイムの高精度測量(RTK-GNSS)が広まっています。建設・土木工事の設計、国土の境界画定、防災のための地形変動モニタリングなど、社会インフラを支える重要な基盤として機能しています。

使い方・例文

山道でコンクリートの標柱に「一等三角点」と刻まれた石柱を見かけることがありますが、これが測地基準点の代表例で、その地点の正確な座標が国の測量記録に登録されています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語