温度センサとは?
おんどせんさ
温度センサとは、物体や空間の温度を電気信号に変換して計測・記録・制御に役立てる電子部品・計測機器のことです。
温度センサとは、温度という物理量を電気的な信号(電圧・抵抗値・電流など)に変換することで、温度の計測・監視・制御を可能にする素子や機器の総称です。私たちの身の回りの多くの機器・設備に組み込まれており、現代の産業・生活を支える基盤技術のひとつです。
温度センサにはさまざまな種類があり、それぞれ動作原理・測定範囲・精度が異なります。
- 熱電対(サーモカップル):異種金属の接合部で生じる電圧差で温度を検出。広い温度範囲に対応。
- 測温抵抗体(RTD/Pt100など):温度による金属の電気抵抗変化を利用。高精度。
- サーミスタ:半導体素子で抵抗が温度で大きく変化する。応答が速く低コスト。
- 赤外線センサ(非接触型):物体が放射する赤外線を検出して温度を測定。接触不要。
温度センサの応用範囲は非常に広く、家庭用エアコン・冷蔵庫・電子レンジの温度制御、自動車エンジンの冷却水温監視、半導体製造プロセスの精密温度管理、食品製造ラインの品質管理、医療現場での体温計や保育器、気象観測など多岐にわたります。IoTの普及により、センサのデータをネットワーク経由でリアルタイム監視する仕組みも広まっています。
使い方・例文
スマートフォンが過熱しないようにCPU周辺に温度センサが組み込まれており、一定温度を超えると自動的に処理速度を下げる制御が行われます。
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