池波正太郎とは?
いけなみしょうたろう
池波正太郎とは、昭和を代表する時代小説・歴史小説作家で、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」などの人気シリーズで知られます。
池波正太郎(1923〜1990年)は、東京・浅草生まれの小説家です。中学卒業後、株式仲買店員・東京都職員などを経て、川口松太郎に師事し文学の道を歩み始めました。1955年に「錯乱」で直木賞を受賞し、その後時代小説作家として確固たる地位を築きました。
代表作である三大シリーズは以下のとおりです。
- 鬼平犯科帳:江戸の盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とした捕物帳。人情と裏社会のリアルを描く
- 剣客商売:老剣客・秋山小兵衛と息子大治郎の親子を中心に、剣の道と人間関係を描く
- 仕掛人・藤枝梅安:表は鍼医師、裏では「仕掛人(殺し屋)」として生きる梅安の葛藤を描く
池波作品の魅力は、登場人物の食事・生活習慣・江戸の風俗の描写が極めて細やかで、時代劇でありながら生活感と人間味にあふれている点にあります。また、随筆やグルメエッセイも多数執筆し、「男の生き方」を語る文章が今も広く読まれています。没後も継続的に文庫版が増刷されており、テレビドラマ化も繰り返されています。
使い方・例文
「鬼平犯科帳」の主人公・長谷川平蔵は、時代小説の中でも特に人気の高いキャラクターで、テレビドラマシリーズとしても長く放送されました。
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