氷惑星とは?
こおりわくせい
氷惑星とは、内部の大部分が水・アンモニア・メタンなどの氷状物質で構成されていると考えられている惑星の種類です。
氷惑星(Ice Giant)とは、惑星科学における分類のひとつで、内部の大部分を水・アンモニア・メタンなどの「氷」状物質が占める惑星を指します。ここでいう「氷」は固体状態に限らず、高温高圧下で流動する液体や超臨界状態の物質も含みます。
太陽系では天王星と海王星が氷惑星の代表例です。両者は木星・土星のような「ガス惑星(Gas Giant)」と区別されており、ガス惑星が主に水素・ヘリウムで構成されるのに対し、氷惑星はより重い揮発性物質を多く含むとされています。天王星の直径は地球の約4倍、海王星も同程度で、いずれも大気にはメタンが含まれ独特の青色を呈します。
氷惑星の内部構造については以下のように推定されています。
- 外層:水素・ヘリウムを主体とした大気
- 中層:水・アンモニア・メタンの超高圧流体層
- 中心核:岩石・鉄などの固体核
太陽系外でも多数の系外惑星が氷惑星に相当するサイズで発見されており、惑星形成理論においても重要な研究対象となっています。また、氷惑星の衛星は液体の水を持つ可能性があり、生命存在の可能性を探る観点からも注目されています。
使い方・例文
天王星と海王星は太陽系の氷惑星として知られており、探査機ボイジャー2号が両惑星に接近し、その青みがかった外観や独自の磁場構造を明らかにしました。
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