水力発電とは?
すいりょくはつでん
水力発電とは、高い場所から流れ落ちる水の位置エネルギーを利用してタービンを回し、電力を生み出す発電方式です。
水力発電は、河川・ダムなどの水流や落差を利用して電力を生産するエネルギー技術です。高低差(落差)のある場所に水を導き、その流れでタービン(水車)を回転させ、発電機によって電気エネルギーに変換します。再生可能エネルギーの中でも歴史が古く、世界の電力供給において重要な役割を担っています。
水力発電の主な種類には以下があります。
- ダム式:大規模なダムで水を貯め、放流時の落差を利用する
- 流れ込み式:河川の自然流量をそのまま利用し、ダムを持たない方式
- 揚水式:余剰電力を使って夜間に水を上池に汲み上げ、需要の多い時間帯に放流して発電する。電力貯蔵としての機能も持つ
水力発電の主な特長として、発電中に温室効果ガスを排出しないこと、発電量の調整がしやすく電力需要の変動に対応できること、設備の耐用年数が長いことが挙げられます。一方で、大規模ダム建設には生態系への影響・水没地域の問題・多大な初期投資が伴います。
日本は山岳地帯が多く豊富な降水量を持つため、古くから水力発電が盛んです。現在も国内の再生可能エネルギー発電量の中で大きな割合を占めており、環境負荷の低いエネルギー源として評価されています。世界的にはカナダ・中国・ブラジルなどが大規模水力発電を持つ国として知られています。
使い方・例文
「山間部に建設された水力発電所は、豊富な雪解け水を利用して安定した電力を供給している。」のように、エネルギー・環境の話題で使われます。
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