暖冬とは?
だんとう
冬の平均気温が例年より高く、雪や寒さが少ない冬のことを指す気象用語です。
暖冬(だんとう)とは、冬(12月〜2月)の平均気温が統計的な平年値を上回る年の冬を指す気象用語です。気象庁では平年差が一定の基準を超える場合に「暖冬」と定義しており、各地域・期間の基準が設けられています。
暖冬が生じる主な要因として、エルニーニョ現象が挙げられます。エルニーニョは太平洋赤道域の海面水温が平年より高くなる現象で、日本の冬に偏西風の蛇行をもたらし、大陸の寒気が南下しにくくなることで気温が高めに推移します。また、地球温暖化の進行とともに暖冬の頻度や強度が増しているとの指摘もあります。
暖冬がもたらす影響は多岐にわたります。
- スキー場や冬のレジャー産業への打撃(積雪不足)
- 農作物への影響(早期開花・品質変化・害虫増加など)
- 暖房需要の低下によるエネルギー消費の変化
- 動植物の季節的な行動・生育サイクルのずれ
一方、暖冬であっても一時的な寒波が到来することがあり、平均気温の高さと個々の寒い日の存在は必ずしも矛盾しません。気象庁は12月・1月・2月それぞれの気温傾向を総合して暖冬の判定を行っています。
使い方・例文
「今年はエルニーニョの影響で暖冬が予想される」という天気予報や、スキー場の営業短縮ニュースで「暖冬で雪不足」という形でよく使われます。
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