星砂丘とは?
ほしさきゅう
星砂丘(ほしさきゅう)とは、複数方向から風が吹き込む地域に形成される、複数の稜線が放射状に延びた星形の砂丘です。
星砂丘(ほしさきゅう)は、砂丘の形態分類のひとつで、上空から見ると複数の稜線(アーム)が中心の高い頂点から放射状に延び、星形または多角形のような平面形をなす砂丘です。英語では「Star Dune」と呼ばれます。
形成される条件は、風向きが季節によって大きく変化し、複数の方向から砂が供給される地域です。一方向の卓越風では三日月形の砂丘(バルカン砂丘)が形成されますが、多方向から風が吹く環境では砂が中心部に集まって積み上がり、星形の地形が発達します。
星砂丘の主な特徴は以下の通りです。
- 高さは世界各地でさまざまで、サハラ砂漠などでは100メートルを超える巨大なものも存在する
- 移動速度が遅く、比較的安定した砂丘とされる
- アームの数は3本から7本程度が一般的
- 複数のアームが複雑に絡み合う複合星砂丘も存在する
代表的な産地はサハラ砂漠(アルジェリア・モロッコ)、アラビア半島、中国の敦煌周辺などです。その幾何学的な美しさから、砂漠観光の見どころとしても人気があります。なお「星砂」(有孔虫の殻)とは別の概念であるため混同しないよう注意が必要です。
使い方・例文
星砂丘はサハラ砂漠の観光地や地理の授業で取り上げられ、上空から撮影した航空写真でその星形が鮮明に確認できます。
この用語をシェア
最終更新: