日かげとは?
ひかげ
日かげとは、太陽の光が建物・木・山などに遮られて直接当たらない場所や状態のことで、日向の対義語として使われます。
日かげ(日陰)とは、太陽光が物体によって遮られ、直射日光が届かない場所や状態のことを指します。漢字では「日陰」と書き、「日向(ひなた)」の反対語として使われます。
日かげが生じる仕組みは、太陽光が直進する性質を持つため、光の進む方向に障害物があるとその後方に影(shadow)ができることによります。建物・樹木・山・雲など、さまざまな物体が日かげをつくります。太陽の位置は時間帯・季節・緯度によって変わるため、日かげの範囲や向きも常に変化しています。
日かげの影響や利用場面は多岐にわたります。
- 気温:日かげは直射日光を避けられるため、日向より体感温度が低く涼しく感じる
- 植物:シダ・コケ・アジサイなど、日かげを好む陰生植物が存在する
- 建築:隣接する建物が日光を遮る「日照障害」は、住宅問題として法的に規制されている
- 農業:茶や抹茶用の茶葉は、収穫前に日かげに置いて旨味を引き出す「覆い下栽培」が行われる
都市部では、高層建築物が周辺に落とす日かげ(日影)の範囲について、建築基準法の「日影規制」によって制限が設けられています。これは、近隣住民の日照権を守るための重要な規定です。日かげは自然現象であると同時に、都市計画や農業など、人間の生活と深く関わる概念です。
使い方・例文
夏の公園で「日かげのベンチを探す」という表現のように、直射日光を避けて涼を取る場面でよく使われます。また、「日かげ者」という慣用表現で、社会から疎外された人を指すこともあります。
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