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掌蹠膿疱症とは?

しょうせきのうほうしょう

掌蹠膿疱症とは、手のひら足の裏に小さな水疱・膿疱が繰り返し生じる慢性の皮膚疾患で、扁桃炎や歯周病などの感染巣が関与するとされています。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう、英: palmoplantar pustulosis)とは、手掌(手のひら)と足蹠(足の裏)に、無菌性の水疱や膿疱(うみを含む発疹)が繰り返し出現する慢性炎症皮膚疾患です。「掌蹠」とは手のひらと足の裏を合わせた意味で、この部位に限定した病変が特徴です。

発症の原因はまだ完全には解明されていませんが、次のような要因との関連が指摘されています。

  • 扁桃炎・虫歯・歯周病・副鼻腔炎などの慢性感染巣(病巣感染説)
  • 金属アレルギー(歯科金属が関与する例もある)
  • 喫煙(喫煙者に発症が多い)

症状としては、最初に小さな水疱が現れ、次第に膿疱へと変化します。膿疱はやがて乾燥・落屑し、周囲に赤みを伴います。これらが数週から数か月の周期で繰り返されます。また、一部の患者では鎖骨・胸骨周囲の関節炎(掌蹠膿疱症性骨関節炎・SAPHO症候群)を合併することがあります。

治療としては、ステロイド外用薬やビタミンD₃外用薬が基本となります。病巣感染が確認された場合は扁桃摘出術や歯科治療が有効なことがあります。難治例には紫外線療法(PUVA療法・エキシマレーザー)や生物学的製剤が用いられることもあります。

使い方・例文

手や足に繰り返す膿疱を皮膚科で診察した際に診断名として登場します。「足の裏に膿疱が繰り返し出て、掌蹠膿疱症と診断され、扁桃腺の精査を勧められた」のように使います。

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