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打上げウィンドウとは?

うちあげうぃんどう

打上げウィンドウとは、ロケット宇宙機を宇宙へ打ち上げるために適した時間帯のことで、軌道計画や安全条件が成立する限られた時間的範囲を指します。

打上げウィンドウ(Launch Window)とは、ロケット宇宙探査機などを予定の軌道目標天体へ正確に投入するために、打ち上げを実施できる時間的な範囲のことです。宇宙機の打ち上げは、地球と目標天体の位置関係、地球の自転、軌道力学などの条件が重なる特定の時間帯に行わなければならないため、この「窓(ウィンドウ)」は非常に限られています。

打上げウィンドウを決める主な要因は以下のとおりです。

  • 目標軌道や目標天体との位置関係(惑星探査機の場合は地球と目標惑星の相対位置)
  • 打ち上げ地点の緯度と地球の自転(燃料効率の最大化)
  • 宇宙機の電力・太陽光パネルへの日照条件
  • 地上追跡局との通信可能な角度
  • 気象条件や安全上の制約

ウィンドウの長さはミッションによって大きく異なります。国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングミッションでは数十分程度のウィンドウが毎日開く一方、火星や月への探査機では数日〜数週間の打上げ可能期間があり、その中で1日あたり数分〜数十分という短い瞬間的なウィンドウが設けられることもあります。

打上げウィンドウを逃した場合、次のウィンドウまで待機しなければならず、ミッションの遅延や追加コストが生じます。火星探査では約26か月ごとにしか理想的なウィンドウが訪れないため、機会を逃すと長期の延期を余儀なくされます。

使い方・例文

「天候悪化により打上げウィンドウを逃し、ロケットの発射は翌日に延期された」のように、宇宙開発ニュースや宇宙工学の解説でよく使われる用語です。

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