感染予防とは?
かんせんよぼう
感染予防とは、細菌・ウイルスなどの病原体による感染症にかからないよう、あらかじめ対策を講じることです。
感染予防とは、細菌・ウイルス・真菌・寄生虫などの病原体が体内に侵入して増殖する「感染」が起こらないよう、事前に行う一連の行動・対策・環境整備の総称です。感染症予防とも呼ばれます。
感染症の成立には、病原体・感染経路・感受性(感染しやすい状態)の三つの要素が関与します。感染予防はこのいずれかを断つことを目的とし、主に以下のアプローチがあります。
- 手洗い・手指消毒:接触感染の経路を断つ最も基本的な対策
- マスク着用・換気:飛沫感染・空気感染を防ぐ
- ワクチン接種:免疫を獲得して感受性をなくす
- 食品の適切な加熱・保存:食中毒の原因菌を排除する
- 媒介生物(ベクター)の駆除:蚊などを介した感染症を防ぐ
医療施設では「標準予防策(スタンダードプリコーション)」として、すべての患者の血液・体液などを感染性物質とみなして対応する基本原則が確立されています。また、社会全体では「集団免疫」の概念により、一定割合以上の人が免疫を持つことで感染拡大を抑制する効果も知られています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック以降、感染予防の重要性と具体的な実践法が社会全体に広く認知されるようになりました。
使い方・例文
インフルエンザの流行期に「こまめな手洗いとマスク着用が感染予防の基本です」という形で、公衆衛生や医療の話題でよく使われます。
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