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怪談噺とは?

かいだんばなし

怪談噺とは、落語の演目の一ジャンルで、幽霊や妖怪などの怪異を題材に恐怖と滑稽を交えながら語る話芸です。

怪談噺(かいだんばなし)とは、落語の演目のうち、幽霊・妖怪・怪異などの超自然的な要素を軸に展開するジャンルです。落語全体の中では特殊な位置を占めており、夏の納涼企画として演じられることが多い点も特徴です。

怪談噺の大きな特徴は、単なる恐怖物語ではなく、落語らしい滑稽さや人情が盛り込まれている点です。幽霊が登場しても笑いを生む場面が設けられたり、怪異の裏に人間ドラマが隠されていたりと、怖さと笑いが絶妙なバランスで共存しています。

代表的な演目には以下のようなものがあります。

  • 「牡丹燈籠」:三遊亭圓朝が創作した怪談落語の傑作。
  • 「真景累ヶ淵」:圓朝による大長編怪談噺。
  • 「品川心中」:幽霊要素と滑稽さが絡む演目。
  • 「死神」:西洋の寓話を落語化した作品。

三遊亭圓朝(1839〜1900年)は怪談噺の名手として知られ、彼の速記本は近代日本語の文体形成にも影響を与えたと評価されています。現代でも毎夏、各地の寄席で怪談噺の特別公演が催されています。

使い方・例文

夏の寄席で「牡丹燈籠」や「死神」が演じられるとき、薄暗い舞台と噺家の語り口だけで客席に恐怖と笑いを呼び起こすのが怪談噺の醍醐味です。

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