弱音器とは?
じゃくおんき
弱音器とは、楽器の音量を小さくするために取り付ける補助器具のことです。
弱音器(じゃくおんき)は、楽器が発する音の大きさを抑えるために使用される器具で、英語では「ミュート(mute)」とも呼ばれます。演奏者が意図的に音量や音色を変化させたいときに用います。
楽器の種類によって弱音器の構造や取り付け方は大きく異なります。主な例を挙げると、
- バイオリン・チェロなどの弦楽器では、駒(こま)にはさむ木製やゴム製の器具が一般的です
- トランペット・トロンボーンなどの金管楽器では、ベルの内側に挿入するプラグ型のものが使われます
- ピアノでは、ペダル操作によってフェルトを弦と打弦ハンマーの間に挟む機構が内蔵されています
- ドラムセットでは、ヘッドに貼るパッドや布が用いられます
弱音器を使うと、音量が下がるだけでなく、独特の柔らかい音色や鼻にかかったような質感が生まれます。オーケストラ作品では楽譜に「con sordino(弱音器付きで)」と指示され、特定の場面での使用が指定されることがあります。
練習用としても弱音器は広く活用されており、自宅や集合住宅など音を出しにくい環境での演奏を可能にします。音楽表現の幅を広げる重要な道具のひとつです。
使い方・例文
バイオリンの練習を深夜にする際、駒に弱音器を装着して近隣への音漏れを最小限に抑えた。
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