帝国議会とは?
ていこくぎかい
帝国議会とは、1890年から1947年まで存在した大日本帝国の立法機関で、貴族院と衆議院の二院制をとっていました。
帝国議会(ていこくぎかい)とは、1889年に発布された大日本帝国憲法(明治憲法)に基づいて設置された日本の立法機関です。1890年に第1回帝国議会が開設され、1947年に日本国憲法が施行されるまでの約57年間にわたって存続しました。
帝国議会は貴族院と衆議院の二院から構成されていました。貴族院は皇族・華族・勅任議員などで構成され、衆議院は当初制限選挙による選出議員で構成されていましたが、1925年の普通選挙法成立後は25歳以上の男性全員に選挙権が認められました。
帝国議会の特徴と限界には以下があります。
- 天皇主権のもとで立法権を担ったが、天皇の大権事項(軍の統帥など)には及ばなかった
- 予算・法律の審議・議決を行う権限を持つ
- 衆議院は予算先議権を持つが、貴族院による否決も可能だった
- 政府(内閣)は議会ではなく天皇に対して責任を負う構造
戦前の日本政治において帝国議会は重要な役割を果たしましたが、軍部の台頭とともにその機能は制約されていきました。1947年、日本国憲法の施行とともに国権の最高機関として国会が設置され、帝国議会は廃止されました。
使い方・例文
近代日本史の学習では「帝国議会の開設」が明治維新から立憲政治への移行を示す出来事として登場します。国会議事堂は帝国議会の議場として建設されたもので、現在も国会として使用されています。
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