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枢密院とは?

すうみついん

枢密院とは、君主や国家元首の最高諮問機関として設けられた会議体で、日本では明治憲法下において天皇の諮問に応じた国家の最高機関のことです。

枢密院(すうみついん)は、君主の私的な顧問官による会議体を起源とする国家の最高諮問機関です。歴史的にはイギリスの「Privy Council(枢密院)」が有名で、国王の側近が行政立法司法の重要事項を助言する制度として中世から発展しました。

日本では大日本帝国憲法(明治憲法)のもと、1888年(明治21年)に設置されました。天皇の最高諮問機関として位置付けられ、憲法・法律の解釈、条約の批准、緊急勅令の可否など国家の重要事項について審議する権限を持ちました。伊藤博文が初代議長を務め、元老や重鎮が議員として名を連ねました。

枢密院の主な権限は以下の通りです。

  • 憲法・皇室典範に関わる事項の審議
  • 条約・協定の批准への関与
  • 緊急勅令・独立命令の可否の審議
  • 国家緊急事態における天皇への答申

その強大な権限から内閣と対立することも多く、政党内閣の政策に影響を与える保守的な存在として機能しました。第二次世界大戦後、1947年(昭和22年)の日本国憲法施行に伴い廃止されました。

使い方・例文

近代日本の歴史を学ぶ文脈で、枢密院が重要条約の批准や憲法改正に関わる場面が登場します。内閣と枢密院の対立が政局を左右した例も少なくありません。

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