施行とは?
しこう
施行とは、制定・公布された法令が実際に効力を持ち、適用・実施され始めることを指す法律用語です。
施行(しこう)とは、法令(法律・政令・省令・条例など)が正式に効力を発揮し、社会に対して実際に適用・執行が開始されることを意味する法律用語です。「せこう」と読まれることもありますが、法令に関しては「しこう」が正式な読みとされます。
- 制定 — 立法機関(国会など)が法律の内容を決定する
- 公布 — 国民に法律の内容を官報などで広く知らせる
- 施行 — 法律が実際に効力を持ち適用が開始される
公布と施行は必ずしも同日ではなく、施行日まで一定の猶予期間(準備期間)が設けられることが一般的です。この期間に国民・企業・行政機関が法令への対応準備を行います。施行日は法律の附則で「公布の日から〇日を経過した日」や「〇年〇月〇日」のように定められます。
「施行令」とは法律の委任を受けて定められる政令(施行のための細則)を指し、「施行規則」は省令レベルの細則です。これらは法律本体とセットで機能し、具体的な手続きや数値基準などを規定します。
なお、建設・工事の分野では「施工(せこう)」という語が使われ、こちらは工事を実施することを意味します。同音異義語として混同されやすいため注意が必要です。
使い方・例文
「改正道路交通法が来年4月1日に施行される」「施行日までに社内規程を見直す必要がある」のような文脈で使います。
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