条例とは?
じょうれい
条例とは、地方公共団体(都道府県や市区町村)が、その地域の事情に合わせて独自に定める法規のことです。
条例(じょうれい)とは、地方公共団体が法律の範囲内において、その地域の実情に応じて制定する自治立法です。日本国憲法第94条および地方自治法に基づき、都道府県・市区町村の議会が議決によって定めます。
条例は国の法律と異なり、その地方公共団体の区域内のみで効力を持ちます。内容は住民の権利・義務に関するものから、行政手続き・罰則・施設の管理規則まで多岐にわたります。ただし、国の法令に違反する条例は無効となります。
具体的な例としては、路上喫煙禁止条例(東京都千代田区が2002年に制定した先駆的な例)、景観条例(京都市の建物の高さや色彩を制限するもの)、ごみの分別・排出に関する条例などがあります。近年は個人情報保護やハラスメント防止、子どもの権利に関する条例を制定する自治体も増えています。
条例の制定・改廃は住民の直接請求(イニシアティブ)によって議会に提案することもでき、住民が地方政治に参加する重要な手段のひとつです。地域の課題を柔軟に解決できる点が条例の大きな意義です。
使い方・例文
「この公園での飲酒を禁止する市の条例が施行された」のように、地域のルールを定めた法規として日常的に使われます。
この用語をシェア
最終更新: